AI画像生成Midjourneyで思い通りの描画(初心者向け)

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アイキャッチ_AIで描画_重い通り

まず初めに、AI画像生成Midjourneyの紹介があります。

次に、コマンドの説明、簡単なサンプルを紹介します。

AIに思い通りの描画をしてもらう際に、様々なキーワードや、コマンドが必要になります。

これがなかなかうまく行かない、逆に上手く行くためのポイントになります。

最後に、自分が好きな画風を紹介します。

幻想的な世界観、非日常な異世界もの、JOJO風、鳥山明先生風などになります。

おそらく、他の画風にも応用が利くのではないかなぁと思います。

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■はじめに

本記事では、AI画像生成Midjourneyを利用して、自分が思い描くイラストを描画する方法について解説します。Midjourneyは、人工知能によって自動生成された画像を提供するWebサービスで、初心者でも簡単にイラストを描画することができます。

Midjourneyを利用するにあたり、コマンドやキーワードの使用方法について理解する必要があります。本記事では、Midjourneyを使いこなすために必要なコマンドやキーワードを説明し、初心者でもスムーズにイラストを描画できるようになるための手順を紹介します。また、幻想的な世界観や非日常な異世界もの、さらにはジョジョ風や鳥山明先生風のイラストの描き方についても詳しく解説します。

■ Midjourneyとは

Midjourney(ミッドジャーニー)とは、AI(人工知能)を用いた画像生成ツールの一つです。機械学習の一種であるGAN(Generative Adversarial Networks)をベースにしており、生成モデルの精度が高く、多様な種類の画像を生成することが可能です。Midjourneyは、データセットから学習を繰り返し、そのデータセットに似た画像を生成します。

2023年5月時点で、有料版でのみ画像が生成できます。

無料版は、他人が作成した画像の参照のみになります。

■ Midjourneyの特徴

Midjourneyは、GANを使用しているため、データセットを学習し、画像を生成するためのモデルを作成します。このモデルを用いて、ユーザーが自由に画像を生成することができます。Midjourneyは、以下のような特徴があります。

・精度が高い Midjourneyは、高精度な画像生成を行うことができます。データセットから学習したモデルを使用して、本物の画像に近い精度で画像を生成することができます。

・多様な種類の画像を生成できる Midjourneyは、様々な種類の画像を生成することができます。例えば、人物、動物、風景、建物、食べ物など、多岐にわたる画像を生成することができます。

・自由度が高い Midjourneyは、ユーザーが自由に画像を生成することができるため、自由度が非常に高いです。ユーザーが描きたい画像をイメージして、そのイメージに近い画像を生成することができます。

■Midjourneyの使い方

Midjourneyの基本操作

Discordにて、「Midjourney」のサーバまたは、個別サーバに「Midjourney Bot」を追加して、

個別にやり取りする方法があります。

「Midjourney Bot」に対して、「/imagine prompt:」で始まる『命令文』を指定したのち、

「prompt:」の後ろへ

キーワードコマンドをならべて、コマンドで指示します。

Full body portrait of a beautiful ninja girl, looking at viewer, Girls wear A flowing japanese ninja dress, and flowing long hair, cyberpunk, use flame magic,China’s mysterious valley, artstation, 8k, octane render, unreal engine, , very detailed, concept art, realistic, masterpiece, sharp, rule of thirds, –ar 9:16 –v 5.1』のように、

キーワードとコマンドを組み合わせて描画の指示を出します。

上記の場合、キーワードは「 a beautiful ninja girl」、コマンドが太字になります。

コマンドは、この後説明します。

上記で作成したサンプル画像

beautiful ninja girl

Midjourneyのキーワード一覧

コマンドを入力するにあたり、どんなイメージにするのかを指定するキーワードが必要になります。

例えば、「忍者」だったり、「青年」だったり。

ただ、これだけだと抽象的になるため、より具体的にする必要があります。

キーワードの選出には、「ChatGPT」などを用いて詳細化する方法もあります。

●コマンドについて

コマンドは、キーワードの後に追加する描画の仕方にかかわる部分です。

コマンド(主要なコマンド)

リアル/きれいにしたい!

・Unreal Engine (レンダリングの製品)
・Octane Render (レンダリングの製品)
・Unreal Engine (ゲーム制作に必要な機能を統合したゲームエンジン)
・Realistic,photorealistic(現実的、写実的に)
・16k,8k,4k (画質に関する指定)
・cinematic (映画のワンシーンのように)
・Photorealism (写真のように)

アートな感じにする

・artstation
・artgerm
・trending on artstation
・art print
・character concept

人物に関すること

・looking at viewer(正面を向かせる。訳:ビューアーを見て)
・portrait (肖像画:お腹、肩から上を中心に)
・full body (全身を指定)
・~hair (長さ[long,short]、色指定[blonde,black]、状態[flowing:流れた]など)
・~skin (色指定[brown,black,white]、状態指定[tanned:日焼け])

アニメなど

・kawaii (2次元、可愛い)
・anime (アニメーションっぽい。anime style,anime sceneと指定することが多い。)
・Cute (可愛く、アニメと組み合わせ可能)
・Pixiv (Pixivを参考にするので、安定しやすい。傑作を足して「Pixiv masterpiece」でも良い)


コマンド(書き方の調整)

画角、ピント

・hyper quality   (高いクオリティ)
・highly detailed  (とにかく細部まで描け!)
・dof        (ピントを調整したい場合)
・wide angle      (視野角広めにしたい場合)
・~ perspective  (gopro perspectiveとか、視野角の調整)
・blur          (ぼかしたりしたい場合)
・brush stroke    (強い筆感出したい場合)
・soft focus      (フォーカスをゆるめに)

光、発色に関連するコマンド

・cinematic lighting (強めの光)
・soft lighting     (弱めの光)
・color ~        (物体の色を指定)
・colorful        (発色を良く)
・desaturated    (色褪せた感じ)
・Shining     (輝く)

解像度、詳細さ

・hyper quality   (高いクオリティ)
・highly detailed  (細部を細かく)
・intricate design   (複雑なデザイン)
・elaborate      (緻密・精巧)
・best quality illustration (繊細なイラスト)
・ultra-detailed   (高いクオリティ)

雰囲気、画風

・black and white  (白黒にしたい場合)
・symmetrical (左右対称)
・~ atmosphere (雰囲気[dark,beautiful,divine(神々しい)]など)
・atmospheric    (趣深い)
・weird        (不気味、気味悪い)
・blur          (ぼかし)
・brush stroke    (強い筆感)
・rule of thirds  (3分割法。バランスの取れた構図を採用)

雰囲気

・tarot card(タロット風)
・sci-fi(SF風)
・steampunked(スチームパンク風)
・cyberpunked(サイバーパンク風)
・Mecha,Mech(メカ風)

補足:

『サイバーパンク』:近未来的な世界観や技術の進歩が強調され、暗く陰鬱な雰囲気が特徴的。黒や灰色のトーンが多く使用され、鋭角的な形状やメカニカルなデザインが描かれることが一般的。

『スチームパンク』:ビクトリア朝時代の技術的な発展の進展が続いた世界を描いた架空の画風で、蒸気機関や歯車、レトロフューチャーな要素が多く取り入れられています。この画風は、Jules VerneやH.G. Wellsなどの古典的なSF小説に触発され、スチームパンクという文化的運動の一部として広がりました。一般的には、茶色、銅、青銅、真鍮、金色などの温かみのある色調を使用し、複雑な歯車のメカニズムやレトロな機械を描いたアイコンや装飾が特徴的です

コマンドのサンプル

●描画の種類

幻想的な世界観

サンプルコマンド/画像

dark medieval fantasy city, next to a river, with some docks where you can see a spaceship, Menacing , Warhammer fantasyy style, artstation, 8k, octane render, unreal engine, , very detailed, concept art, realistic, masterpiece, sharp, rule of thirds, –ar 9:16 –v 5.1

dark medieval fantasy city

非日常な異世界もの

船など、宇宙的なものを意識してみました

サンプルコマンド/画像

Dark fantasy spaceships, several docks, Medieval and near-future fusion, Akira Toriyama style, artstation, 8k, octane rendering, unreal engine, highly detailed concept art, realistic, masterpiece, sharp, rule of thirds, –ar 9:16 –v 5.1

Dark fantasy spaceships

JOJO風

JOJO風にしてみたい場合は、画像のURLを指定する。

「jojos bizzare adventure manga artstyle」を入れる。

サンプルコマンド/画像(1)

カオスが1

『<https://s.mj.run/jKILkNFjrew> <https://s.mj.run/4IYRAiex8bY> <https://s.mj.run/wumQzQEefEE> <https://s.mj.run/1UR0-6UQF4Q> <https://s.mj.run/dHcB3c37Mbw> <https://s.mj.run/sMl0UusHFOs> <https://s.mj.run/tjWxbuCOD44> imagine 30’s samurai, katana,has messy hair, jojos bizzare adventure manga artstyle, –niji –chaos 1』

サンプルコマンド/画像(2)

カオスだけ20に変更

『<https://s.mj.run/jKILkNFjrew> <https://s.mj.run/4IYRAiex8bY> <https://s.mj.run/wumQzQEefEE> <https://s.mj.run/1UR0-6UQF4Q> <https://s.mj.run/dHcB3c37Mbw> <https://s.mj.run/sMl0UusHFOs> <https://s.mj.run/tjWxbuCOD44> imagine 30’s samurai, katana,has messy hair, jojos bizzare adventure manga artstyle, –niji –chaos 20

鳥山明先生風

鳥山明先生は、マンガそのものを指定しなくても、それっぽい感じなる不思議です。

「style of Toriyama Akira」を入れると、それっぽくなります。

サンプルコマンド/画像

black hair Chinese girl and Chinese dragon,bright hair,chinese valley,festive,style of Toriyama Akira,extreme close-up shot,wide shot,3D,16K,light and shadow effects,masterpiece,hyper quality,ultra detailed,hyperdetailed –ar 3:4 –s 1000 –niji 5 –style expressive

そのほか、アニメ風に

■まとめ


Midjourneyを使用することで、初心者でも簡単にAIに思い通りの描画をしてもらうことができます。

Midjourneyは豊富なキーワードやコマンドを備えており、様々な画風を再現することができます。

幻想的な世界観や非日常的な異世界もの、JOJO風、鳥山明先生風など、自分の好みに合わせた画風を実現することができます。

是非、Midjourneyを使って自分だけのオリジナル画像を作ってみてください。

Midjourneyの使い方のおさらい。

「/imagine prompt:」で始まる「命令文」を使って、以下を指定します。

「URLの指定」

「キーワードの指定」

「コマンドの指定」

【追伸】

Midjourneyを使った作品のうち、上記で紹介した鳥山明先生風がお気に入りです。

かなりうまく行ったかなぁと。。

そのほかの関数「–ar 3:4 –s 1000 –niji 5 –style expressive」などは、またの機会に!

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